「公務員試験の論文って難しいの?」「論文の対策方法がいまいちわからないけどどうやればいいの?」
公務員を志している人の中で、こういった疑問や悩みを持っている方は、結構いるのではないでしょうか?
今回は、そういった方に向けて論文試験の対策方法をお伝えしていきたいと思います。
「筆記試験で高得点とれば一次試験はいけるでしょ」
こういうふうに考えている方は危険です。
論文試験は、公務員試験の中でも重要な試験の1つとなっています。
最近では、筆記試験より論文試験に重きを置いているところもあるので、筆記試験と同様に入念な対策が必要となります。
ですので、論文対策のやり方がわからない人はぜひこの記事を読んで参考にしていただければと思います。
※この記事の対象者は下記の通りとなります。
・公務員を志している人
・論文試験対策がわからない人
・論文を書くのが苦手な人
目次
論文試験の特徴
論文試験は、主に筆記試験と同様に一次試験に行われるケースが多いです。
特に、大卒・短大卒の区分に該当する人が対象となり、高卒は作文となっているところがほとんどです。
試験時間は、大体60〜90分で文字数は800〜1600字の範囲で出題されます。
もちろん、試験時間も文字数も受ける公務員試験によって多少異なりますので、事前に確認する必要があります。
自分が受ける公務員試験の論文試験の概要は忘れずに確認しましょう。
論文試験の採点基準
個人的な見解となってしまいますが、論文試験では主に3つのことを採点者は見ているかと思います。
それが、下記の3つとなります。
① 思考力
② 読解力
③ 表現力
以上となります。
それでは順に解説していきたいと思います。
① 思考力
出題されたテーマの意図をきちんと理解した上で文章が作成されているかを見られています。
出題されたテーマに基づいて、しっかりと自分の意見や考えを書けているかがポイントとなります。
ですので、普段から何か行動をする前に、物事の目的を把握してから計画を立てるなど、行動する前に考える習慣を身につけておくことが大切です。
② 読解力
思考力と似ている部分はありますが、出題されたテーマをみて何を求めているのかを考えることが必要です。
例えば、「筋トレ 腹筋」とネット検索をする人は、筋トレをして腹筋を割りたい人だと読み取れます。
このように、出題されたテーマを見て、何が読み取れるかを把握しなければいけないので、思考力と同様に、普段から考える習慣をつけておきましょう。
③ 表現力
採点する人は、誰が見てもわかりやすい内容で書いているかを見られます。
良い文章を作ろうと思って難しい言葉を並べても、みる人にとってはわかりづらいです。
採点者はそれぞれの個性があるので、評価の誤差はありますが、やはり誰が見てもわかりやすい文章を書くことで、採点者に良い印象を持たせられると思います。
特に、誤字脱字や基準の文字数を超えていないかなどはチェックされる重要なポイントなので、そういたところにも気を配り、対策をしておきましょう。
対策方法
では、論文試験を突破できるような対策方法をここではお伝えしていきたいと思います。
実際に私がやってきた対策もあるので、合わせてご紹介していきます。
主に下記の3通りとなります。
① 新聞やニュースなどを見て社会問題に着目する
② 受ける試験の過去の論題で実践練習
③ 書いた論文を何人かに見てもらう
以上となります。
ちなみに私は、②と③を特にやっていました。
こちらも順に解説いたします。
① 新聞やニュースなどを見て社会問題に着目する
少子高齢化や労働改革など、近年の公務員の論文試験では社会問題に関するテーマが多く出題されています。
自分が知らなければ、自分の考えや意見などをうまく文章に書くのは結構厳しいです。
ですので、日頃から新聞やニュースなどで社会問題をチェックし、それに対しての自分の考えを持てるようにしておくことが大切です。
② 受ける試験の過去の論題で実践練習
受ける公務員試験によって、論題の傾向は違ったりするので、まずは自分の受ける試験の過去の論題を見て、出題傾向を掴む必要があります。
例えば、東京消防庁I類の論文試験は、グラフから読み取る問題が多いです。
そうすると、グラフから読み取る力も必要となってくるので、過去問をやりながら養っていくことができ、過去問意外にもグラフから読み取る練習を徹底的にやればいいので、効率よく対策することができます。
傾向を掴むことができれば、あとは何度も書いて慣れることです。
文章力の向上は書くことが1番なので、何度も繰り返し書いていきましょう。
③ 書いた論文を何人かに見てもらう
ただ書いただけでは、自己満になってしまい、何がよくて何が悪いのかがわからないままになってしまいます。
人に見てもらうことで、自分ではわからなかったようなことも発見でき、自分を客観的に見れるのでとても有効的だと思います。
私自身もこの方法で対策していたのですが、いろいろな表現の仕方や言い回しなどを吸収することができました。
ですので、練習として書いた論文はできるだけ多くの人に見てもらい、自分の引き出しにできるようなものをたくさん吸収しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、論文試験の対策方法についてお伝えしていきました。
論文試験も公務員試験において重要な試験ですので、何度も書いて色んな人に見てもらいながら、本番までに仕上げられるようにしましょう。
ぜひ、この記事を見て少しでも参考にしていただければと思います。
ではまた🤚
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