東京には、多くのタワーマンションが存在しており、それに伴い、タワマン住民からのウーバーイーツの注文も多く入ります。
「タワマンへの配達はめんどくさいと聞くけど実際どうなの?」
こう思っている方に向けて、今回はタワーマンション配達の特徴や気をつけなければいけない点などを解説していきたいと思います。
実際に、私も何百回もタワマンへ配達しているので、私の経験も踏まえてお伝えしていきたいと思います。
目次
タワーマンションとは
「タワーマンションってよく聞くけど何を持ってタワーマンションって言うの?」
こう思う方もいると思うので、最初にタワーマンションとは?について簡単に説明していきたいと思います。
タワーマンションとは、「これだけの条件を満たさなければいけない」という法律的な決まり事は、特にはありません。
しかし、建築基準法として、高さ60m以上の建築物を「超高層建築物」との基準を定めています。
60mとなると、階数でいうと約20階と言われています。
すなわち、20階以上の住居用の高層建築物は、タワーマンション となります。
タワーマンションへの配達はめんどくさいのか
階数も多く、上の住民から注文きたら時間かかりそうだしめんどくさそうと思う方、その通りです。笑
結論、タワーマンションへの配達はめんどくさいです。
そう感じる理由は、私の経験上、主に4つあります。
① 防災センターを経由しないといけない
② 正面から入館できることもあるが、オートロックが何個かある
③ 部屋数が多くかつ広いので、迷子になりやすい
④ 自転車・バイクを敷地内に停められない
以上となります。
では、上から順に解説していきます。
① 防災センターを経由しないといけない
タワーマンション配達あるあるですが、正面玄関から入れず、裏や脇にある防災センターからの入館することが多いです。
防災センターの受付にて、氏名・電話番号・会社名・目的・入館時間を記入し、管理人から入館カードをもらいます。
カードをもらったら、業務エレベーターに乗り、注文者のいるところまで配達するといった流れです。
この流れが特に時間がかかり、なんと言っても業務用エレベーターが1つしかないことが多いので、上まで行ったら下まで降りるのに結構時間がかかります。
滞在時間は10〜15分ほどとなるので、時間が結構かかるという点がかなりめんどくさいですね。
② 正面から入館できることもあるが、オートロックが何個かある
防災センターに行かなくても、正面玄関から中に入れるケースもあります。
そう言った場合は、玄関で注文者の部屋番号を鳴らして、オートロックを解除してもらいます。
しかし、中にはいるとエレベーターに乗る前にもオートロックを解除してもらう必要があります。
仮に、たまたま住民と一緒になって解除せずにエレベーターに乗れても、エレベーターボタンが押せないので、必ずエレベーターに乗る前もオートロックを解除してもらいましょう。(恥をかくことになります笑)
解除してもらい、注文者のいる階数までエレベーターで登って降りるとまたオートロックがあるケースがございます。
そこでも必ず解除してもらい、部屋まで配達します。
このように、セキュリティが厳しいので、オートロックが3つほどあったりするので、めんどくさく感じます。
ですので、手順を間違えずに、オートロックを必ず解除してもらいましょう。
③ 部屋数が多くかつ広いので、迷子になりやすい
タワーマンションは、1フロア20室以上あることが多く、エントランス含め中もかなり広いので、初めて配達する人にとっては、迷子になりやすいかと思います。
その結果、注文者まで料理がなかなか届けられず、配達時間を多く要してしまうので、この点がめんどくさく感じると思います。
ですので、迷子になった際には、コンシェルジュに聞く方が良いです。
④ 自転車・バイクを敷地内に停められない
建物の中だけではなく、建物外の敷地内も厳重なのが、タワーマンションの特徴でもあります。
私も経験がありますが、特に自転車を敷地内に停めて中に入ろうとすると、正面玄関にいる警備員の方に注意され、違うところに停めるように言われます。
個人的には、長居するわけじゃないから置かせてくれても良くない?と思いますが、注意されるとめんどくさいので、敷地内に止めるのはやめておきましょう。
タワーマンション配達にて気をつけなければいけない点
先ほどは、めんどくさいと感じる理由をお伝えしましたが、それを踏まえて、タワーマンション配達で心がけることをお伝えしていきます。
私が思うに、主に2つのことを心がけてけば大丈夫です。
① 注文者に予め配達経路をメッセージにて確認しておく
② 自転車やバイクを敷地内に停めない
以上の2つです。
こちらも順に説明していきますね。
① 注文者に予め配達経路を確認しておく
正面からオートロックを解除してもコンシェルジェの方に止められ、「防災センターを経由してください」と言われて、余計に配達時間が増えてしまうケースがあります。
注文者が予めメッセージやコメント欄に、「防災センターからお入りください」と記載があれば良いのですが、ほとんど記載されてないので、配達時間の効率も考えると、予め自分から聞いておく方が良いです。
② 自転車やバイクを敷地内に停めない
先ほどもお伝えしましたが、敷地内に自転車やバイクを停めてしまうと警備員の方に注意されてしまいます。
せっかく目的地に到達したのに注意されてまた移動してと、こちらも時間の効率が悪くなってしまいます。
ですので、タワーマンションの配達時には、敷地内に止めるのではなく、なるべく近くに邪魔にならないところに停めておきましょう。
タワーマンション配達のメリット
タワーマンションへの配達は時間がかかり、めんどくさいとはお伝えしましたが、実はメリットもあります。
私が感じるメリットを下記にまとめました。
① 目的地を見つけやすい
② 普段は入れないので、新鮮な感覚
この2つですね。
①は、タワーマンション自体、超高層建築物なので遠くから見てもだいたい見つけることができます。
ですので、道に迷っても目印となるので特に到着までは心配はいらないかと思います。
②については、タワーマンションと言えばお金持ちが住んでいるイメージがあります。
確かにその通りで、家賃が100万円を超えるような部屋も存在します。
普段入ることができないようなところへ入るので、個人的にはとても新鮮に感じます。
なかなか経験できないので、ぜひタワーマンションへ配達する際には中も堪能してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、タワーマンション配達についてを私自身の経験を踏まえて解説させていただきました。
タワーマンションへの配達は、時間がかかるので配達する際には、いかに時間を短くして配達をするかがその後の配達効率につながります。
配達員の皆様にはぜひ、この記事を参考にしていただけたらと思います。
ではまた🤚
コメント