好きな時間に好きな場所で働けるような仕事って憧れますよね。
webライターはまさにそれを象徴するかのような仕事です。
そんな魅力に惹かれてwebライターに興味を持つ人や始めてみたいと思う人が増えてきました。

webライターってどのくらい稼げるの?

webライターはもう稼げないって言われているけど本当なの?

未経験からでも稼ぐことってできるの?
上記のように思う方も多いのではないでしょうか?
本記事では、webライターの収入事情や未経験で稼ぐことはできるのかについてを解説していきます。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- webライターは稼ぐことができるのか
- webライターの収入事情
- 未経験者の可能性
- webライターの収入を増やす方法
ぜひ、最後までご覧いただければと思います。
目次
そもそもwebライターって稼げるの?
冒頭でもお伝えした通り、「webライターは稼げない」と聞いたことがある方は意外と多いかと思います。
実際に、ネットで検索するとそういったことが記載されている記事を見かけたこともあります。
では、webライターは稼げないということは本当なのでしょうか?
結論、webライターは稼げます。
webライターという職業は数十年前からあったのですが、そのころはあまり認知されていませんでした。
しかし、近年SNSが普及してきたことで、テレビ離れが加速している時代です。
そのため、web広告やwebコンテンツの需要が徐々に高まってきています。
チラシやパンフレットで広告を打つよりも、自社でwebサイトを立ち上げたりリスティング広告を打ったりすることが多くなったということです。
このような背景から、webライターは今後も需要が高まる職種の1つと言えるので、まだまだ稼げる仕事と言えるでしょう。
また、実際に私も副業としてwebライターをやっているのですが、稼げると実感しています。
その理由としては、文章を書くことが仕事なので、特別難しいスキルはいらないからです。
例えば、飲食店を経営するとなると食品衛生責任者の資格や、場合によっては調理師免許なども必要になってきます。
経営についても学ばなければいけないので、初心者の方が参入するにはとてもハードルがありますよね。
しかし、webライターにはそのような特別必要な資格を取るものがありません。
記事執筆の経験を積むことで文章が上手くなりますし、それに比例して報酬も上がります。
実際に、私は始めて7ヶ月目で月収12万円を稼ぐことができました。
もちろん、何を持って稼いでいるのかというのは人によって異なりますが、副業で月10万円を超えるくらい稼ぐことが可能ということです。
以上の背景や経験から、今後もwebライターは稼いでいけるビジネスと言えます。
webライター収入ってどうやって決まっているの?
今後もwebライターは稼げる仕事ですが、一体どのようにお金を稼いでいくのでしょうか?
主に下記2点によって報酬が決まります。
- 文字単価
- 記事単価
それでは、順番に解説します。
文字単価
webライターの案件の多くは、文字単価が決まっているものが多いです。
文字単価とは、その名の通り1文字あたりの金額となります。
例えば、5000文字の案件に対して文字単価1円でしたら、
になります。
文字単価は、0.1円から始まり高くて10円くらいまでです。
特に、スキルなどによって文字単価は変動します。
案件レベル | 文字単価 |
未経験者・初心者 | 0.1〜1円 |
中級者 | 1〜3円 |
上級者 | 3円〜5円 |
プロレベル | 5円〜 |
上記はあくまで個人的な見解ですが、スキルを磨けば磨くほど文字単価は上がります。
記事単価
記事単価とは、1記事〇〇円とあらかじめ決まっている金額です。
例えば、1記事7,000円の案件を対応する際、7,000文字書いても10,000文字書いても金額は同じになります。
特徴としては、まとまった記事を依頼されることが多いため、確実にまとまった報酬を確保できるので、受注する側にとってはありがたい報酬形態でしょう。
webライターの収入相場
報酬形態ががわかれば、実際にどのくらい稼ぐことができるのか気になりますよね。
ここでは、webライターの収入相場を副業とフリーランスに分けて解説します。
副業
私も副業としてwebライターを取り組んでいて、主にツイッターで他のwebライターの方と情報交換をおこなっています。
その方々からお話しを聞くと、月数千円〜5万円ほど稼いでいる人が多いように感じます。
本業と並行しておこなうので、専業(フリーランス)として活動している人たちからするとどうしても収入が少なく感じます。
しかし、月5万円稼ぐことができれば、急な出費にも対応できたりお小遣いが増えたりなど、少し余裕ができるでしょう。
私も、今では月5万円以上を得ていますが、娯楽費や自己投資などに使えるようになり、心に余裕ができたと実感しています。
残業や休日出勤などがある方は大変ではありますが、平日仕事をしている方でも隙間時間を使って月5万円ほど稼ぐことは十分可能と言えます。
フリーランス
フリーランスとしてwebライターをおこなっている人については、以下のような統計データが出ています。
年収 | 割合 |
---|---|
200万円未満 | 32.0% |
200万円~400万円 | 26.9% |
400万円~600万円 | 21.5% |
600万円~800万円 | 8.2% |
800万円~1000万円 | 5.5% |
1000万円~1200万円 | 2.3% |
その他 | 3.6% |
※出典:「フリーランス白書 2019」(文筆系)
上記の表を見ると、約半数以上の方がサラリーマンの平均年収である400万円以下ということがわかります。
副業ライターとして活動している人からすれば「時間があって稼ぎやすいのでは」と感じる方もいるかと思います。
しかし、現実はなかなか厳しいようです。
中には1,000万円を超えるくらい稼いでいる人もいますが、そのような方達は素晴らしいスキルを持っていることでしょう。
「webライターの年収は〇〇円!」と言い切れないですが、自分の能力次第で稼ぐことが可能なビジネスと言えます。
webライター未経験でも稼ぐことは可能
webライターの収入相場は決して高いとは言えません。
特に、先程のフリーランスの収入相場を見てみると、約半数以上が年収400万円以下なので、「未経験でも大丈夫かな?」「未経験でも稼いでいけるのかな?」と不安に思う方もいるでしょう。
安心してください。
未経験でも稼げます。
先述したとおり、webライターには特別なスキルや資格が入りません。
初心者でも気軽に始めることができるので、練習も兼ねて記事執筆ができます。
もちろん、最初から高単価の案件は獲得できませんが、長い目を見て低単価の案件をこなしていくことで、実績を積むことができます。
また、記事を書けば書くほど慣れてくるので、文章力が上達するので、実践しながらスキルアップができるのです。
私も、webライターを始めた頃は、PCのスキルもそこまでなくて文章力もありませんでした。
もっというと、文字単価0.3円の案件をしばらくこなしていました。
しかし、低単価の案件も練習だと思って地道に対応していった結果、現在は文字単価2円の案件を対応できるまでになりました。
未経験だからといって、何も心配することはないのです。
実績を積んで行ってスキルを高めていけば、大きく稼ぐこともできます。
最初は誰でも未経験からスタートしてるので、まずは実績を積んでいくことが何よりも大切でしょう。
仕事の取り方は過去の記事でご紹介しています。
下記の記事をご参考にしていただければと思います。

webライターの収入を上げる方法
「webライターでもっと稼ぎたい!」「稼いだ暁には独立したい!」
webライターとしてある程度収入を得られるようになると、このように欲が出てくる人は多いのではないでしょうか。
しかし、やみくもに活動していてもwebライターとしての収入は上がりません。
では、どうすれば収入を増やせるのでしょうか?
ここでは、webライターの収入を増やす方法を解説します。
ブログを活用する
webライターとして取り組んでいる人の中には、自分のブログを持っていない人もいます。
そのような人たちはまずはブログを開設しましょう。
ブログ開設をおすすめする理由としては、下記2点です。
- 自分の実績作りになる
- WordPressでの案件が多いため、採用されやすくなる
自分の実績作りになる
自分のブログを運営することで、文章を書く練習になります。
書いたブログ記事は自分のポートフォリオとなり、立派な実績になります。
それを案件に応募する際に、クライアント様に見せることで、相手に自分の実力や得意分野を把握させることができます。
その結果、仕事を受注しやすくなったりするのです。
文章を書く練習にも提案する際にも使えるので、ブログ開設は有効的だといえます。
WordPressでの案件が多いため、採用に有利になる
webライターの案件のなかには、クライアントが用意したWordPress内で作業するものが多くあります。
ブログをWordPressであらかじめ開設しておけば、使い方に慣れることができます。
使い方に慣れれば、WordPressでの案件対応もスムーズに対応できるので、クライアントに好印象が与えられます。
つまり、WordPressが使えるということで、採用率がグッと上がるのです。
執筆スピードを上げる
執筆スピードを上げることは、収入を上げるのに必須な能力です。
単価が上がっても、その分執筆のスピードが遅ければ収入はなかなか増えていきません。
執筆スピードを上げれば、効率も良くなり、対応記事の本数なども増えます。
結果的に、収入を増やせることにつながるのです。
主なコツは下記の通りです。
- 1時間に何文字書くことができるか計算する
- ショートカットキーをうまく使う
上記2つを行うだけでも全然違います。
品質は落とさないよう、執筆スピードをあげましょう。
得意ジャンルを複数作る
webライターとして稼ぐためには、専門性が必要となります。
要は、自分の得意ジャンルのことです。
得意なジャンルを作ることで、リサーチする時間の手間が省けるため、記事の執筆のスピードも上がります。
また、執筆スピードだけでなく、仕事を提案するとき、採用されやすいです。
例えば、FXの記事の執筆案件にAとBの2人が応募したとします。
Aさんは、FXの知識は全くなく、BさんはFXを実際に1年間継続して取り組んでいるとしたらどちらが採用されやすいでしょうか?
おそらく、Bさんの方が経験しているので知識もあり、採用されやすいです。
このように、自分が得意なジャンルを作り、そのジャンルの案件に応募することで採用率がグッと上がります。
また、複数の得意なジャンルを作ることで、安定的に稼ぐことができ、収入が増えるでしょう。
文字単価1円以上の案件を受注する
収入を上げるのであれば、文字単価1円以上の案件を受注するのがおすすめです。
初心者のうちは、文字単価1円未満の案件を多くこなして実績を積んできたかとは思います。
しかし、いつまでたっても文字単価1円未満の案件をこなしていては、割りに合わず体力的にも精神的にも厳しいです。
例えば、同じ5,000文字の案件でも、文字単価1円と0.5円では2,500円もの差がでます。
このような差が出てしまうと、後者の方は「割りに合わなくて辛い」と感じ、挫折してしまう可能性があります。
また、モチベーションの低下にもなるので、記事執筆に慣れてきたら文字単価1円以上の案件を受注するように活動しましょう。
単価交渉をおこなう
もし、今継続している案件すでにある人は、単価交渉をするのも1つの手です。
交渉して単価をアップしてもらえれば、当然、前よりも収入が増えるでしょう。
ただし、注意点としてはやみくもに単価交渉してはいけません。
単価交渉を裏付けるものを用意しなければ単価交渉は成立しない可能性が高いからです。
むしろ、やみくもに交渉した結果、関係が悪化し契約を打ち切られては本末転倒です。
そのような事態を防ぐために、まずは単価交渉を裏付けるものを用意しましょう。
例えると、SEOライティングスキルを身につけて、検索順位が上がったことやセールスライティングを見につけて商品を購入してもらった経験談など、相手にとってもメリットがありそうなスキルや結果を提示することが良いでしょう。
webライターは未経験でも稼げる!まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、webライターの収入についてを中心にお伝えしました。
内容をまとめると以下の内容となります。
- webライターはまだまだ需要があり稼げるビジネス
- webライターの収入は一概に〇〇円とは言い切れないが、自分の能力次第で稼ぐことは
可能 - 未経験でも実績を積めば稼ぐことは十分可能
- webライターとしての収入を上げるには5つのポイントを踏まえる
→ブログの活用・執筆スピードを上げる・得意ジャンルを複数作る・文字単価1円以上の
案件を受注
これからwebライターで稼いでいきたい人や収入を増やしたい人はぜひ、本記事をご参考にしていただければと思います。
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