公務員を志している方で、数的推理と聞いたら皆さんどう感じるでしょうか。
「数的推理は苦手だな」「どうやってできるようになるのかな」
おそらく、こう思う方が多いのではないでしょうか。
私自身、消防官を目指していて、数的推理の勉強に苦戦していたので気持ちはすごくわかります。
ですが、きちんと対策をすればできるようになりますし、苦手意識も薄れていきます。
今回は、私自身の経験を踏まえて数的推理の勉強方法やコツなどを解説していきたいと思います。
この記事を読むことで、数的推理の勉強方法やコツがわかり、実践していきやすくなると思います。
ぜひ、最後まで読んでいただき参考にしていただければと思います。
※対象者は下記の通りとなります
・数的推理が苦手な人
・数的推理の勉強方法がわからない人
・数的推理の苦手意識を無くしたい人
目次
数的推理とは
これから公務員試験に向けて勉強する方の中には、「そもそも数的推理って何?」と思う方もいると思うので、始めに数的推理について簡単にご説明いたします。
数的推理とは、数的処理の中の1分野のことを指しています。
※数的処理…「判断推理」「数的推理」「資料解釈」の3つのことを指す
内容としては、問題文を読んで論理的に思考・計算をして回答するといった内容となります。
目的としては、公務員として必要な事務処理能力を判断するためと言われています。
要するに、文章問題ということです。
主に、図形や確率、速さなどの問題が出題されます。
数的推理の出題数

数的推理難しいし苦手だし、他の科目で点数取ればいいから捨てても大丈夫だよね?

いやいや、出題数が1番多いからやらないと点数に響くよ!
このように、公務員試験の中では数的推理は出題数が多いです。
では、どのくらい多いのか参考までに各公務員試験の出題数を下記にまとめておきます。
各公務員試験 | 出題数/全体 |
国家一般職 | 5/40 |
裁判所職員 | 6/40 |
特別区 | 6/40 |
地方上級 | 8/50 |
東京消防庁 | 5/45 |
警視庁 | 6/50 |
以上となります。
大体どこも5問以上は出る傾向があります。
他にも科目がたくさんあるので、その中でも5〜8問も出るということはかなり出題数が多いと考えて良いと思います。
ですので、難しいという理由で数的推理を捨て教科にしてはいけません。
数的推理を制する者は公務員試験を制する者だと思います。
必ず対策をしましょう。
数的推理の勉強方法
多くの公務員試験の受験生は、数的推理が苦手だと感じる人が多いと聞きます。
しかし、苦手だと感じても越えなければいけない壁なのがこの数的推理という者です。
では、そうやって勉強すればいいのか、解説していきたいと思います。
繰り返し反復練習
もっとも重要なのが、この反復練習です。
受験生はテキストや参考書を使って勉強しているかと思います。
まずは、範囲が広いので一通りテキストと参考書に目を通し勉強することが大切です。
1周終わったら2周、2周終わったら3周と繰り返し数をこなしましょう。
そうすることで、問題に慣れてきて、解法パターンが頭の中にインプットされます。
数的推理には必ず、公式というものが当てはまり、それを利用して解答するパターンなので、繰り返すことによって、暗記できます。
ですので、何度も繰り返し練習をして、わからない問題があった際には答えを見ながらパターンを覚えましょう。
わからない問題で悩んでいる人がいたら積極的に教える
自分ができている問題、もしくはできるようになった問題があっても、他の人はその問題が分からなかったりすることがあります。
そういった時には、積極的に教えにいきましょう。(うざがられない程度に笑)
というのも、人に教えるということは自分が理解していないと教えることができません。
私自身、専門学校の先生に言われていたことなのですが、人に教えることでより自分も理解が深まり、勉強になると言われました。
自分が本当に理解したのかという意味で、人に教えることをやってみるのもありです。
また、他人に教えるということはアウトプットするということです。
インプットしたことをアウトプットしないと、せっかく身につけたことが忘れてしまったりするケースがあります。
ですので、自分ができるようになったこと、覚えたことは積極的に発信していき、忘れないようにすることをオススメします。
過去問から、出題傾向をつかむ
上記2つの方法ができてきたら、残すは自分が受ける公務員試験の対策となります。
自分が受ける公務員試験の過去問から、数的推理の出題傾向を掴むことで、広かったテーマを一気に絞れて重点的に勉強ができます。
私自身、東京消防庁を目指して勉強を行なっていましたが、東京消防庁の過去問からは、確率と図形、整数問題がよく出題されたいました。
過去問をよく解いていたので、早く気づくことができ、試験3ヶ月前くらいにはその3テーマを重点的に対策を行なっていました。
その結果、3つとも出題されて自己採点を行い見事に点数を取ることができ、一次試験突破することにつながりました。
ですので、過去問を解いて、出題傾向を掴むことは大切ですので、過去問も忘れずにおこないましょう。
慣れてきたらスピードを身につけよう
公務員試験の教養試験時間は、2時間と決められています。
2時間という限られた時間の中で40〜50問を解かなければなりません。
ということは、1問にかけられる時間は2〜3分程となるので、結構時間に余裕がありません。
特に、数的推理は問題数が多い上に文章をよく読んで理解しなければならないので、時間をかけすぎてしまう傾向があります。
うまく時間配分を決めて、その時間内にしっかりと解けるようにしましょう。
対策としては、過去問やテキストの問題を解く前に時間を設定し、その時間内に解き終わるまで何回も練習しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、数的推理の勉強方法について解説しました。
数的推理は、教養試験の中でも出題数が多く、範囲も広いです。
理解して自分のものにできるまでには結構時間がかかるので、早めに対策に取り掛かり、何回も問題を解きましょう。
ではまた🤚
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