ウーバーイーツの確定申告方法完全攻略版②

こんばんは。

今回は確定申告方法について後半部分をお伝えしていきたいと思います。

内容としては、特にウーバーイーツを副業として行う人向けに具体的なやり方と手順についてをお伝えします。

目次

確定申告の流れ

まずは確定申告の流れから説明します。

所得区分の把握

所得区分は主に「雑所得」と「事業所得」があります。

雑所得は、本業ではなく副業などで得た収入が対象となります。

ですので、ウーバーイーツを副業として行う場合は、雑所得となります。

事業所得は、事業を起こして個人事業主として得た収入が対象となります。

従って、本業としてウーバーイーツを行う場合は、事業所得となります。

事業所得は雑所得と違い、各所得の計算した損失をトータルの所得から控除することができます。

これを「損益通算」と呼びます。

例えば、給与所得で400万円、ウーバーイーツで40万円の赤字が出た際、事業所得の場合はこの赤字の40万円を引くことができるので、400−40=360万円が課税所得となります。

すなわち、事業所得で発生した損失を給与所得などから得た所得から差し引くことができるので、節税となります。

これが雑所得との大きな違いです。

ウーバーイーツの年間の売上・経費の確認

1/1〜12/31までの売り上げを確認し、配達に使用したお金の確認もしましょう。

なお、売上と経費を把握していないと課税所得が分からないので、予め売上と経費は何かに記録として残しておくと確定申告の負担が軽減できます。

<例>

スマホのメモアプリ

エクセル                  など

確定申告の記入方法

確定申告書の記入について簡単に説明します。

まず、確定申告書にはAとBの2つのタイプがあります。

確定申告書Aは、会社員などの給与所得者が使用するものです。

副業でウーバーイーツを行う人は確定申告書Aとなります。

 

確定申告書Bは、個人事業主やフリーランスなどの事業主の方が使用するものです。

 

今回は、ウーバーイーツを副業として行う方に向けて、記入方法をお伝えします。

確定申告書Aの方に記入

先ほども伝えたように、ウーバーイーツを副業としてやる場合は、確定申告書Aに記入となります。

① 基本情報(住所や氏名など)を記入

② 収入金額等の欄にある給与の欄に、源泉徴収票の支払額を記入

③ 雑所得その他の欄にウーバーイーツの売上を記入

④ 所得金額の雑の欄にウーバーイーツの所得を記入

⑤ 所得金額の「給与」の欄に源泉徴収票の給与所得控除後の金額を記入

⑥ 所得の内訳(第二表)に会社とウーバーイーツの所得を記入

確定申告書Aの提出

先ほどまで伝えた内容を確定申告書Aに記載すれば、税務署に書類を提出します。

① 直接窓口にて提出

② 郵送にて提出

③ e-Tax(web上)にて申告する

以上の3つの提出方法があります。

特に③のe-Taxの利用では、マイナンバーカードが必要ですので、自分の提出する方法を決めてあらかじめ何が必要なのかなどを確認しておきましょう。

住民税の納付方法選択

ウーバーイーツを副業として行う際、会社にバレずに行いたいと思う人はたくさんいるかと思います。

その場合は、確定申告書の第二表に記載されている、

住民税の徴収方法の選択で「自分で納付」を選択してください。

仮に、「給与から差引き」を選択してしまうと、会社に通知書が送付されてしまい、バレることになります。

ですので、バレたくなければ必ず自分に納付を選択してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、確定申告方法後半として、主にウーバーイーツを副業で行う人向けに簡単に流れをご説明しました。

確定申告が初めてな方や分からない方などに参考にして頂ければなと思います。

また、確定申告方法がどうしても分からない人は、お近くの税務署に訪問して教えていただくのもありだと思います。

くれぐれも脱税だけはしないようにしてくださいね。

ではまた🤚

 

 

 

 

 

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