東京都文京区湯島に位置する「湯島天満宮」ですが、学問の神様の「菅原道真」が祀られ、受験シーズンには多くの受験生たちやその親御さんたちが合格を願って訪れることで有名です。
「学問以外にもご利益はあるの?」「初詣に行きたいけどどのくらい混雑しているの?」
初詣シーズンということもあり、このように思う方も多いかと思います。
今回は、湯島天満宮についての情報を解説していきたいと思います。
この記事を読むことで、湯島天満宮の特徴や初詣の混雑状況などがわかります。
ぜひ、最後までご覧いただきご参考にしていただければと思います。
湯島天満宮の特徴
先ほど、菅原道真が祀られているとお伝えしましたが、どんな人だったのかについて簡単にご説明します。
菅原道真は、平安時代の貴族であり、学者、詩人、政治家の3つの顔を持っていました。
出世し、醍醐天皇の時代には右大臣まで上りつめたのですが、当時の左大臣である、藤原時平に虚偽の告訴をされてしまい、福岡県の太宰府へ飛ばされ、そこで生涯を終えました。
現在は、学問の神様として親しくされています。
湯島天満宮と菅原道真の関係はというと、南北朝時代に住民の請願により「菅原道真」を勧請して合祀しました。
ですので、湯島天満宮は合格祈願のイメージがあるということです。
ご利益
菅原道真のご利益である学業だけでなく、他にもご利益があると言われております。
湯島天満宮は、もう1人の神「天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)」も祀られています。
この天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)は、勝運や強運(試験・仕事・スポーツ・宝くじなど)や縁結びのご利益があると言われております。
ですので、受験を控えている受験生だけでなく、スポーツマンや就職活動をしている学生の方々も、この湯島天満宮で参拝するのも良いでしょう。
見どころ3選
湯島天満宮の中には、たくさんの見どころがありますが、中でも個人的におすすめな見どころを3つご紹介します。
本殿
権現造の建築様式で、日本古来の「木の文化」を象徴する純木造となります。
現在の建築基準法では、防火地域では新たに木造建築は認められていないのだが、万全の防災設備を整えているのが特徴です。
筆塚
本殿を背に右側に向かうと梅園があります。
梅の時期になると、白・赤・ピンクの梅があたり一面に咲き乱れるとのことです。
その梅園の中にあるのが、筆塚と言われる像があります。
筆塚は、泉鏡花の執筆した婦系図で有名になった、早瀬主税とお別れの舞台となった場所にあります。
筆塚の右側には、泉鏡花の文字が刻まれていますので、訪問した際にみてみると良いでしょう。
王貞治氏の「努力の碑」
本殿右隣にある記念碑があるのですが、これが元プロ野球選手の王貞治氏が、昭和52年9月3日に、後楽園球場で通算本塁打756号を達成し、世界記録を樹立したことで政府が初の「国民英雄賞」を贈った記念に立てたそうです。
記念碑には、王貞治氏の座右の銘でもあった「努力」という文字が刻まれていることもあり、「努力の碑」と名付けられました。
気になる初詣の混雑状況は?
見どころが多い湯島天満宮なので、初詣も毎年たくさんの人が訪れております。
特に、初詣は受験シーズンとかぶるので、受験を控えた学生が多い印象です。
お問い合わせしたところ、例年1月2日〜4日が特に混雑がすごく、正午を過ぎると湯島駅の方の大通りまで行列ができるほどです。
しかし、今年は新型コロナウイルスの感染拡大により、例年よりは混雑は見込まれないみたいです。
気になるコロナ対策ですが、アルコール消毒・検温は行っており、少人数の参拝を呼びかけています。
ですので、参拝される方はコロナ対策を万全にして参拝に行きましょう。
基本情報
所在地 | 東京都文京区湯島3−30−1 |
お問い合わせ | 03−3836−0753 |
営業時間 | 6:00〜20:00 |
アクセス | 湯島駅(千代田線)徒歩2分 本郷三丁目駅(丸の内線)徒歩8分 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 無 |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、湯島天満宮についての情報をお伝えしました。
見どころも多く、歴史ある神社なのでぜひ足を運んでみてください。
ではまた🤚
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